michiyon2004-02-03

アンディ・ラウ反町隆史の舞台挨拶付きの「フルタイム・キラー」(全職殺手)を見てきました。当日になってお友達に試写状を譲っていただきました。ありがたやー。映画はVCDでなんとなく見ていたのですが、ちゃんとは見てなかったので、そんな内容でしたかねえと。

まず、ありえへん…。というのが第一印象。いい意味でも悪い意味でもジョニー・トウらしいです。いい意味では、やっぱ銃撃シーンが地味でいて迫力あります。火というよりも、土や建物のほこりと、静かな音が響く静的な銃撃シーンが渋いざんす。それから、林雪さん(昨日のほくろ毛に続いて連続日記登場)やサイモン・ヤムなどのお馴染みさんや、PTUと同じ茶餐店なども登場してきて、一瞬アンディや反町が出ていることを忘れます。悪い意味ってこともないけれど、ジョニー・トウってかなり荒唐無稽なオチつけることが多いと思うのですが、今度のオチもなんかえーーー?って。ほんっと、コント師みたいにオチがきっちりつけたいのかなあと思ってしまいました。

アンディさんは、インファナル・アフェアだとちょっとクールすぎて感情移入しにくいので、このくらい素っぽいほうが好きかもしれん。キザな姿には、普通なら見てるほうが照れてしまいますが、アンディなら照れずに見れるし。あと、アンディのスターらしい振る舞い、サービス、気遣いにはほとほと感心するばかり。もう、ご利益に預かりたいとかそんな感じ。

質問コーナーでは、反町さんが「香港では台本がないというけれど、アンディ自ら反町さんのために台本を書いてきてくれた」というと、「映画をちゃんと完成させたいから」というようなことを言うてらっしゃいました。自分で会社も持って、プロデュースもして、企画も考えて…とほんとなんちゅうパワフルさなんでしょう。

写真はジョニー・トウの「ザ・ミッション」が表紙の美術雑誌「Idn」のジョニー・トウ特集の号。男並にジョニー・トウの男気が好き!!!