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- 作者: 劇団ひとり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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そして22時現在、一気に読みました。不覚にも泣きました。短いストーリーが続くんだけど、それぞれの登場人物が一部では絡み合っていたりして。と書くと、そんな手法はいままでにもあるんだけど、なんか凄いのです。
劇団ひとりのネタで銀行強盗のネタは10分くらいのを見たことがあったけど、そのときにはー、これは凄いわって思っていた。昔は見ていた2ちゃんの芸人板に『劇団ひとりは本物か』だとかいうスレッドタイトルがあって、ネーミングのセンスがいいなあと思っていて、確かに劇団ひとりは本物なのかどうなのか、考えたくなる芸人だとその当時は思っていました。
けど、この本読んだらその答えがはっきりと出た気がします。次のがはやく読みたいわ。
それにしても、どっかの連載とかではなく、書き下ろしで400字の300枚(くらい)書けること事態凄い。量的にも。
でも、劇団ひとり、こんな短篇だったらいくらでも書けると思う。誰でも一回は小説を書けるって言われているけれど、そういうたぐいのもんじゃないっていうのは読んだ人にはわかるはず。