「和製ドラゴン放浪記」のほうは、ホンキで青春ですよ。キラキラした本当の青春。「男おいどん」そのものの生活をしていた売れない東映の役者、倉田青年がひょうんなきっかけから、単身香港のショウブラザースでアクションスターになるっていう。(まだそこまでしか読んでいないので)小説よりも事実のほうが勢いあって、ウソーンみたいなことが起こりやすいのかな。ブルース・リーと出会ってすぐに通じ合って格闘談義に花を咲かせるあたりなど、なんかジーンとくる。有名なヌンチャク話も読めるし。それから、全然本筋とは関係ないけど、香港では西洋式の前戯をすると男性に縁起がよくないとも書いていてびっくら!?!そそ、それで香港映画はキスシーンはなかなかなのに、その後の展開が速かったのかと納得したのでした。長いのなんて、香港では日本未公開のゲイ映画しか思い浮かばないよ!西洋式じゃなくて、日式(どういうのだ?)ならいいのではないでしょうかなどと無駄にいろんなことを考えてしまいました。