李登輝学校の教え/李登輝小林よしのり」をささっと飛ばし読みで読了。台湾の歴史が短くだけど載っていて、すごくわかりやすかったです。台湾に行ったとき、おじいさんが道を教えてくれたんだけど、なんとなく申し訳ない気がしてあんまりしゃべれなかったのです。今考えたらおじいさんは日本語話したかったし、親切にしたかったんだなと思って、なんかもっとしゃべればよかったなんて思えてきました。
今日はちょっとだけど「香港の食いしん坊/飛山百合子」を読み始めました。これもよくある食のガイド本かと思ったら、ウィリアム・マークさんという実在の食味評論家を主人公に食の歴史をたどるものらしい(まだ数ページなので)それにしても、香港の歴史の本を読むと、必ずペニンシュラホテルが日本軍によって「東亜ホテル」に変えられてしまっていたことなどが出てきて、本当にごめんなさいって気分になります。逆に台湾の本を読むと、そんなに過去のことは気にしなさんな、いいことだってたくさん残してるんだからということが書いてあったりして、それはそれで申し訳ない気がするのです。
「香港の食いしん坊」は、プロローグで香港に降り立つまでの描写があるんだけど、それがなんか鬱蒼とした外気とひんやりした室内とかを思い出すような文章で、それだけでこれは読める本だ!って気がしました。台湾台湾言うてたけど、やっぱ香港もいいなーという感覚が戻ってきました。ま、マイルをもうチケットに変えているので、秋までには行かないといけないんだけど。