さてさて、小春さんの『黒洞』も聞いてみたのです。この前F某サイトで、小春のことを、「30過ぎてヒップホップか(R&B?)に目覚めた人なんですが」と書き込みしている人がいて、「おらー何言うとんだ!小春さんは3人組のダンスグループ出身で、紆余曲折あって音楽性も変わったりもしたけれど、ダンスグループの頃からR&Bっぽいものをちゃんとやってたんだってばー!」と反論したい気持ちをぐっとおさえておりました。楽曲を良い人に提供してもらったからよいR&Bを歌えてるともいえるけれど、それだって小春さんが自分の中にそういうテイストがあるわけで、30過ぎて目覚めたはないと思います(笑)
広東語をHIPHOPやR&Bに早口にエフェクトを効かせてトラックにのせるという手法を使っているのはひょっとしたら小春さんくらいなんではないかとこのアルバムを聞いて思いました。広東語でもいい感じにはまるんですね。