マッスルモンク

id:honeymilkさんと荻窪界隈に。雨降りで食べちゃ歩いてそのうち暖をとりに古本屋、食べては古本屋というコースで申し訳ないです・・・。でも食べたもん全部いい感じだったし。しかしメインは「マッスルモンク」!純粋にトンデモな映画かと思ってたら、鑑賞後に口数が少なくなるようないろいろ考える映画だったのでびっくり。ぜんぜん肉襦袢に意味が感じられなかったので、きっと企画段階で「肉襦袢で行きましょう!」とかってプロデューサーとスポンサーに言われたジョニー・トーのささやかな反抗?としてストーリーはおもっきし重くなってんのかと勝手に解釈してしまいました。(ぜんぜん違って最初からあんなんだったのかもしれないけど)賞を最初から狙ってたんだったらあのストーリーは賞狙い向きな気もするし、ほんとのとこどうなんだろう。なんかインタビューとかあるかな。
ジョニー・トーはお金のために作る映画と自分の思うままに作る映画とがあると言っていた気がしますが、これはお金もありつつ自分の思うままもいれつつ作ってる感じがしました。ってか、どの映画も最近はジョニー・トーだなーと思うようなのが多い気がします。ってあんま見てないといえば見てないけど。
他の人のマッスルモンク評を見たら、やっぱトンデモとしてくくられていたので、自分のトンデモに対しての許容範囲がどうかなってるような気がしてきた。確かに、ありえなーい!っていう展開ではあるけれども。ありえないといえばどっちかというと「ターンレフトターンライト」の荒唐無稽さのほうが自分にとってはトンデモだったんだけどな。