今日読まないでどうするよ!と思って、前に買ってあったのを引っ張り出す。もちろんホリエモンのところを読もうと思ったんだけど、案外そんなに面白いこともなく、深く印象に残ったのは、最後にあった「アマゾン」についての記述。なんか、文章自体の重みがあって、せつなくなりました。アマゾンの便利さの影にアルバイトの悲哀あり。『女工哀史』みたいな。気軽に頼んで明日には届く秘密はこうだったのねと。それと、アルバイトと中間に入る日通とアマゾン社員のカースト制度みたいなものについても書いていて、ほんと社会というか自分の将来とかについても考えてしまった。
毛沢東の本読んでるからもあって、自分の仕事や人生に凄く不安を感じてきた。一人ぶんの仕事を好きなようにして、まあ満足してっていうので、今後もいけるのかしら。人に指示して、ふんぞりかえってるマオやアマゾンの倉庫の社員みたいな人の生き方もあるんだなあと。世の中、本当に下流社会かも。あと、会社員でまともに働いてるのって20%なんだって!確かに、ある程度の規模で整備されてた会社のことを思い返すと、8割の人は気ぃ抜いていた気がする。
とりあえず、アマゾンで『アマゾンドットコムの光と影』買って読むかな。