昨日はまぞうで書いた『おそめ』という本を読了。半分くらいまででも十分面白かったんだけど、本当に面白かったのは後半でした。『仁義なき戦い』や『日本侠客伝』などを手がけたプロデューサーの俊藤浩滋の妻でもあった「おそめ」の晩年のほうが、派手な銀座のマダム時代よりも胸を打つものがあった。
晩年の俊藤とおそめの夫婦の絆を表した部分は、嗚咽に近いくらいの声をあげて号泣してしまいました。電車じゃなくてよかった。
さっそくですが、俊藤浩滋の自伝も買ってしまいました。早く読みたい。
というか、昭和の映画や夜、そして国を裏側から操った人とかの本にはずれがない。自分が好きなだけだと思うけどね。

任侠映画伝

任侠映画伝