michiyon2003-12-29


新宿御苑前で降りて、ブックオフに。あまり期待してなかったけど、陳凱歌監督の「私の紅衛兵時代 ある映画監督の青春」という欲しかった本があったので購入。この本では「ちんがいか」と表記されているので、一瞬誰のことかわかんなくなりそうですが、「さらばわが愛/覇王別姫」「始皇帝暗殺」のチェン・カイコー監督のことです。こんな本があったんですね。先日知って読みたいなと思っていたのです。

とかいいつつ、私、歴史ものが大の苦手だったので、実は「さらばわが愛/覇王別姫」も先日初めて見たので、チャン・イーモウチェン・カイコーの区別もあまりよく解かってなかったくらいなのです。

「さらばわが愛」はホントに凄い作品で、同性愛的な部分やレスリーの美しさよりも、中国の移り変わりを織り交ぜて展開する様が素晴らしく、見終わってしばらくはガーンときて、ひきずってしまいました。これは、自分のものとして体験してないと描けないかもと思いました。

そのちょっと前に「最後の恋、初めての恋」を見にいったのですが、小手先で中国扱ってんじゃねーぞー!!!という気分になりました。

新宿御苑前で降りると、必ずまる栄というスーパーで売っている「カロチーノ」というパンを買ってしまいます。給食に出てきたキャロットパンやアップルパンを思い出す味で、あまりパン食べないのだけれど、カロチーノだけは、すぐに完食してしまうのです。