哈日族 なぜ日本が好きなのか/酒井亨」について、116さんのコメントを受けての追記。この本は2004年現在に至るまでの事項が書かれているので、ほぼ書き下ろしだと思うのですが、台湾ドラマに関しては

もっとも2003年夏から春にかけては、若者にも人気の台湾ドラマが登場した。それは三立台湾台が2002年から放映していた「台湾霹靂火」というサスペンスドラマ」(中略)ただ、これ以外は日本ドラマなどが若者には人気で、日本ドラマの魅力を上回るような地元ドラマが継続的に制作できるかどうか、今後を見守る必要があるだろう。
とあります。その「台湾霹靂火」というドラマがどれくらい人気だったのか知りませんが、台湾ドラマに日本のトレンディドラマがどう影響を与えたかという視点で書かれた章なので、日本の漫画を原作にしたドラマが人気を博したということを抜きに書かれているのはちょっと残念。
ただ、「台湾霹靂火」は台湾語で演じられたサスペンスドラマだそうで、かなりのブームにはなっていたよう。